RICE DAO — From Fields to the Future

OUR STRENGTHS

私たちの強み

RICE DAOの強みは、資本力ではありません。 信用で農地が集まり、経営が回り、人が育つ。

農地の引き継ぎをお考えの農家の方は、農家の方へのページをご覧ください

3つが支え合ってはじめて

01現場力集める・つくる信用で農地が集まり つくる力で受け止める
02経営力回し続ける資金・売り先・数字を 一社で背負わせない
03人材力集める・育てる人が集まる入口を持ち 同じ順番で育てる
  • 現場力 → 経営力田んぼが集まるほど、販売・資金繰り・設備・採用を支える力が要ります。その裏側を、RICE DAOがまとめて引き受けます。
  • 経営力 → 人材力お金と売り先があっても、人がいなければ田んぼは回りません。
  • 人材力 → 現場力上手い人がいるから回る、では足りない。新しい人が入っても育つ仕組みが、次の農地を受けられる力になります。
01STRENGTH
現場力集める・つくる

「次を任せたい」と選ばれる引き継ぎ手

農地の引き継ぎは、値段だけでは決まりません。長年守ってきた田んぼを誰に任せるか。農家にとっては、家族の将来を決めるのに近い話です。だから私たちは売り買いの仲介には頼らず、農家・自治体・金融機関・地域の方々との日々の付き合いを通じて、「次を任せるならこの会社」と名前が挙がる存在であることを大切にしています。良い引き継ぎの事例が、また次の相談を呼びます。

信用と農地

値段ではなく信用で、農地と相談が集まります。

  • 管理面積234ha、承継見込み550ha以上(2026年9月時点)
  • 作業の受託から始め、経営の受託、株式会社化と、地域に合う形を選びながら進めます
  • 会社の名前、地域で通ってきた米の名前、現場の信用はそのまま残します
図 01 ── 信用が相談を呼ぶ循環
信用
相談
承継
良い事例

次の相談を呼ぶ

生産改善

自分の田んぼで確かめたやり方だけを持ち込みます。

  • 作付面積は2025年119haから2026年129haへ
  • グループの一つの農場では、110haすべてを直播(ちょくは)で経営。5年分の経験があります
  • 直播の生産費は1俵あたり約9,000円。全国平均は20,437円(米穀機構調べ)。反収は一般よりやや少ないものの、1俵あたりの費用は半分以下
  • 苗づくりと田植えも省く乾田直播(かんでんちょくは)は、2026年に7圃場で確かめている段階。収量はこれから

受けた田んぼには、つくる力で応えます。RICE DAOの経営陣には、天皇杯を受賞した米づくりの経営者、直播による大規模稲作を切り拓いてきた先駆者、一つの農園で500件の業務改善をやり遂げた実務家がいます。持ち込むのは、この人たちが自分の田んぼで結果を出してきたやり方です。グループの一つの農場では、110haすべてを、苗を植えずに種を田に直接まく直播(ちょくは)で経営し、1俵あたりの生産費を全国平均の半分以下に抑えています。次の段階として、苗づくりと田植えそのものを省く乾田直播(かんでんちょくは)を、自分たちの圃場で確かめてから、地域の条件に合わせて広げます。

図 02 ── これまでの工程と、これからの工程

設備の共同利用

地域ごとの重ねた投資をやめ、グループで判断します。

  • 乾燥・調製・保管は、稼働の具合、作業の受け入れ、運び方まで見て決めます
  • 一社で抱えきれない設備を、地域をまたいで使える形にします

乾燥機も倉庫も、地域ごとに買い足していけば重なります。グループ全体で稼働の具合、作業の受け入れ、運び方、保管まで見て、どこに何を置くかを決める。一社では抱えきれない設備を、地域をまたいで使える形にしていきます。

02STRENGTH
経営力回し続ける

引き継いだ後も、経営が回る

農業の利益は、面積 × 収量 × 売値 − 費用、という一つの式で決まります。私たちは、この4つ全部に手を打ちます。直播で費用を下げ、輸出とSNSで売値を上げ、面積を集め、収量を自分の田んぼで確かめる。そうして残った差額を、働く人の給与と設備に回します。

地域に最後まで残った担い手のところへ、田んぼは自然と集まってきます。ある地域では、59歳で最年少という方の周りに、20〜30haが寄せられていきました。面積が増えるほど、販売も、資金繰りも、設備の更新も、採用も、事務も、一人の経営者に集中します。その裏側をまとめて引き受けるのが、RICE DAOの経営力です。

資金の手当て

一つの資金に頼らず、組み合わせて用意します。

  • 出資、地域の金融機関、国の制度資金・補助金、これまでの経営者や地域の株主を組み合わせて設計します
  • JAとは競い合う関係ではなく、協力を基本にします

資金は、投資家からの出資、地域の金融機関、国の制度資金や補助金、これまでの経営者や地域の方からの出資を組み合わせて用意します。

売り先

売り先が一つだと、値段は相手の言い値になります。

  • 輸出量は2025年57.28tから2026年291.38tへ(2026年9月時点)
  • 海外の買い手は100t単位で求めます。100tはおよそ20haの収穫で、一軒の農家では応えられません
  • SNSフォロワー合計50万人超(グループ合計)。新米の予約が1日で完売
  • 国内は、精米から小売・飲食まで手がける会社との直接契約

売り先は一つに頼りません。現役農家のSNS発信者「米利休」を中心に、合計50万人を超えるフォロワーへの消費者直接販売、海外への輸出、飲食店・米卸との直接契約という複数の売り先を持っています。海外の買い手は100トン単位で求めます。100トンはおよそ20haの収穫で、一軒の農家では応えられません。まとまった面積を持つ側にしか届かない引き合いです。SNSでは、新米の予約が1日で完売しました。

図 03 ── 売り先が一つか、複数か

売り先が一つのとき

つくった米
一つの売り先

値段は相手の言い値になる

RICE DAOの売り先

  • 消費者への直接販売フォロワー合計50万人超
  • 海外への輸出
  • 飲食店・米卸との直接契約

事務のIT化

書類と数字を、パソコンで回る形に整えます。

  • 事務の時間は、100haで年およそ580時間、400haでおよそ1,800時間(試算)。面積が4倍になると事務は3倍、ほぼ一人分の仕事になります
  • 販売と在庫、補助金の書類、作業の記録、複数拠点の数字を扱う社内の仕組みとして整えます
  • AI(人工知能)を使った事務の省力化に取り組んでいます
  • 減らせる手間の幅は農場ごとに条件が違うため、個別に確かめます

面積が増えると、田んぼの仕事より先に事務が増えます。補助金の書類、作業の記録、行政への報告、地域ごとの数字。これをパソコンで回る形に整え、AI(人工知能)で手間を減らしていきます。

03STRENGTH
人材力集める・育てる

田んぼを引き継いだら、誰が働くのか

農地を引き継ぐと、必ず同じ問いが来ます。「それで、誰が農作業をするのか」。稲作の現場は高齢化が進み、腕のいい一人が辞めれば、その地域の受け皿がまるごと止まります。だから私たちは、「農業に来てください」と頼むのではなく、相手にも得がある入口を用意し、人が自分から来る形にしています。

SNSから、人が来る

50万人を超えるフォロワーは、売り先であると同時に、働き手の入口です。

  • SNSでの募集に、これまでにInstagramで20人以上、YouTubeで10人以上の応募
  • そのほか、直接の連絡で就職希望が5人以上

お米を買ってくれる人と、農業で働きたい人は、同じ画面を見ています。農業に関心のある人が、すでにこちらを見ている。募集のたびに一から探すのではなく、見ている人に声をかける形です。

競技や勤めの、次の仕事として

相手の都合と田んぼの都合が噛み合う相手に、声をかけます。

  • スポーツ選手: 競技を続けながら、試合のない時期に農繁期の仕事で収入を得る
  • 自衛隊を退職した方: 体力と現場の経験を活かせる、退職後の次の仕事として
  • 田んぼの側は、春と秋に人手が要り、それ以外の時期は少なくてよい

競技を続けながら収入が要るスポーツ選手にとって、農繁期の仕事は試合のない時期の収入になります。自衛隊を退職した方にとっては、体力と現場の経験を活かせる次の仕事になります。田んぼの側は、春と秋に人手が要り、それ以外は少なくてよい。両方の都合が噛み合う相手に、地域の球団や自衛隊出身の方とのつながりを通じて、入口を整えています。

大学から、経営を担う人へ

学生のうちから農業を仕事として考える入口を、一緒につくっています。

  • 2026年から、佐賀と滋賀で学生の「RICE DAO Youth」が活動中。月1回の交流会、田んぼや施設での作業、商品づくりや販売の試み
  • 大学の授業としてのインターンから、試用期間を経て社員になる道筋
  • 育った人が、次の地域の核となる法人を担う

2026年から、佐賀と滋賀で学生が集まる「RICE DAO Youth」が活動しています。月1回の交流会、田んぼや施設での作業、お米の商品づくりや販売の試み。大学の授業としてのインターンから、試用期間を経て社員になる道筋も用意しました。ここから、次の地域の核となる法人を担う人を育てます。

図 04 ── 人が集まる入口と、相手にとっての得
  • SNSのフォロワー農業に関心があり、すでに見ている
  • スポーツ選手・自衛隊を退職した方試合のない時期の収入、退職後の次の仕事
    承継した田んぼ

    現場で働く人と、経営を担う人

  • 大学の学生学生のうちに農業を仕事として試せる

SNSも、大学も、スポーツの球団も、全国のどの地域にもあります。承継のたびに人探しをやり直す必要がありません。集まった人は、経営陣が一つの農園で積み上げた業務改善と、125項目の経営診断シートを土台にした作業ごとの評価表で、教える人が変わっても同じ順番で育てます。承継を一件ごとの偶然にしないための仕組みです。

CONTACT

まずは、お話から。

お米の取引、出資、自治体や金融機関との連携。 どの段階のご相談でも、まずはお聞かせください。

お問い合わせ農地の引き継ぎをお考えの農家の方は、農家の方へのページをご覧ください