OUR STRENGTHS
RICE DAOの強みは、資本力ではありません。 信用で農地が集まり、経営が回り、人が育つ。
農地の引き継ぎをお考えの農家の方は、農家の方へのページをご覧ください3つが支え合ってはじめて
農地の引き継ぎは、値段だけでは決まりません。長年守ってきた田んぼを誰に任せるか。農家にとっては、家族の将来を決めるのに近い話です。だから私たちは売り買いの仲介には頼らず、農家・自治体・金融機関・地域の方々との日々の付き合いを通じて、「次を任せるならこの会社」と名前が挙がる存在であることを大切にしています。良い引き継ぎの事例が、また次の相談を呼びます。
値段ではなく信用で、農地と相談が集まります。
次の相談を呼ぶ
自分の田んぼで確かめたやり方だけを持ち込みます。
受けた田んぼには、つくる力で応えます。RICE DAOの経営陣には、天皇杯を受賞した米づくりの経営者、直播による大規模稲作を切り拓いてきた先駆者、一つの農園で500件の業務改善をやり遂げた実務家がいます。持ち込むのは、この人たちが自分の田んぼで結果を出してきたやり方です。グループの一つの農場では、110haすべてを、苗を植えずに種を田に直接まく直播(ちょくは)で経営し、1俵あたりの生産費を全国平均の半分以下に抑えています。次の段階として、苗づくりと田植えそのものを省く乾田直播(かんでんちょくは)を、自分たちの圃場で確かめてから、地域の条件に合わせて広げます。
乾田直播(かんでんちょくは)は、苗づくりと田植えを省くやり方です。
地域ごとの重ねた投資をやめ、グループで判断します。
乾燥機も倉庫も、地域ごとに買い足していけば重なります。グループ全体で稼働の具合、作業の受け入れ、運び方、保管まで見て、どこに何を置くかを決める。一社では抱えきれない設備を、地域をまたいで使える形にしていきます。
農業の利益は、面積 × 収量 × 売値 − 費用、という一つの式で決まります。私たちは、この4つ全部に手を打ちます。直播で費用を下げ、輸出とSNSで売値を上げ、面積を集め、収量を自分の田んぼで確かめる。そうして残った差額を、働く人の給与と設備に回します。
地域に最後まで残った担い手のところへ、田んぼは自然と集まってきます。ある地域では、59歳で最年少という方の周りに、20〜30haが寄せられていきました。面積が増えるほど、販売も、資金繰りも、設備の更新も、採用も、事務も、一人の経営者に集中します。その裏側をまとめて引き受けるのが、RICE DAOの経営力です。
一つの資金に頼らず、組み合わせて用意します。
資金は、投資家からの出資、地域の金融機関、国の制度資金や補助金、これまでの経営者や地域の方からの出資を組み合わせて用意します。
売り先が一つだと、値段は相手の言い値になります。
売り先は一つに頼りません。現役農家のSNS発信者「米利休」を中心に、合計50万人を超えるフォロワーへの消費者直接販売、海外への輸出、飲食店・米卸との直接契約という複数の売り先を持っています。海外の買い手は100トン単位で求めます。100トンはおよそ20haの収穫で、一軒の農家では応えられません。まとまった面積を持つ側にしか届かない引き合いです。SNSでは、新米の予約が1日で完売しました。
売り先が一つのとき
値段は相手の言い値になる
RICE DAOの売り先
書類と数字を、パソコンで回る形に整えます。
面積が増えると、田んぼの仕事より先に事務が増えます。補助金の書類、作業の記録、行政への報告、地域ごとの数字。これをパソコンで回る形に整え、AI(人工知能)で手間を減らしていきます。
農地を引き継ぐと、必ず同じ問いが来ます。「それで、誰が農作業をするのか」。稲作の現場は高齢化が進み、腕のいい一人が辞めれば、その地域の受け皿がまるごと止まります。だから私たちは、「農業に来てください」と頼むのではなく、相手にも得がある入口を用意し、人が自分から来る形にしています。
50万人を超えるフォロワーは、売り先であると同時に、働き手の入口です。
お米を買ってくれる人と、農業で働きたい人は、同じ画面を見ています。農業に関心のある人が、すでにこちらを見ている。募集のたびに一から探すのではなく、見ている人に声をかける形です。
相手の都合と田んぼの都合が噛み合う相手に、声をかけます。
競技を続けながら収入が要るスポーツ選手にとって、農繁期の仕事は試合のない時期の収入になります。自衛隊を退職した方にとっては、体力と現場の経験を活かせる次の仕事になります。田んぼの側は、春と秋に人手が要り、それ以外は少なくてよい。両方の都合が噛み合う相手に、地域の球団や自衛隊出身の方とのつながりを通じて、入口を整えています。
学生のうちから農業を仕事として考える入口を、一緒につくっています。
2026年から、佐賀と滋賀で学生が集まる「RICE DAO Youth」が活動しています。月1回の交流会、田んぼや施設での作業、お米の商品づくりや販売の試み。大学の授業としてのインターンから、試用期間を経て社員になる道筋も用意しました。ここから、次の地域の核となる法人を担う人を育てます。
現場で働く人と、経営を担う人
SNSも、大学も、スポーツの球団も、全国のどの地域にもあります。承継のたびに人探しをやり直す必要がありません。集まった人は、経営陣が一つの農園で積み上げた業務改善と、125項目の経営診断シートを土台にした作業ごとの評価表で、教える人が変わっても同じ順番で育てます。承継を一件ごとの偶然にしないための仕組みです。
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